Je t'aime comme la tombe.

フランス革命萌え語り。あとは映画と野球?ハムファンです。

失われゆく香りを求めて

あけましておめでとうございます。三ヶ日は毎年新しいことを始めようと決意する。だが結局考えるだけで実行したことはほとんどない。新しいことはいつも何気なく始まる。

さて、2021年は香水を常用しようかと考えている。中学生の頃から香水が好きで、ミニチュアを雑貨店で買って集めていた。しかし通っていた中高は香水どころか香りのする柔軟剤も禁止(実家は基本的に使っていなかったが、おそらく周囲の家庭は使っていたのではないか)だった。大学に入ってからも香水をつけること自体が香害ではないかと考えて、ほとんど使えなかった。私も、ムエットをチェストやクローゼットに入れてはいた。ほんのりと良い香りが移る気がした。

だがレジ打ちのアルバイトをしていた時、時々客のほのかに匂う香水に好感と憧れを抱いた。それからはたまに香水を使っている。だが香りが弱いのか、あるいは強すぎて迷惑になっているのかわからないが、知人からは何も指摘されたことはない。

2021年のテーマは今のところ「楽しい人になる」ということの他に「我を通す」とも決めているので、そろそろ香水を常用しようかと考えている。

候補としては、

La fin du monde-Etat libre d'orange

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札幌から撤退してしまったNose shopで、試供品サイズを手に入れた。Etat libre d'orangeというフランスの香水メーカーの香りはどれも性に合う気がして、ミニ香水を3種類くらい持っている。La fin du mondeが1番気に入っている。昨年1番聴いたGrimesのMiss Anthropoceneに収録されている、Before the feverという曲を香りで表現したらこうなるのだろうと思った。

オンラインショップでは売り切れているが、再入荷したら50mlを手に入れるかもしれない。

Hypnotic Poison-Christian Dior

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大きいサイズは公式で廃盤だが、2020クリスマスコフレにミニサイズが入っていた。スパイスに溢れた杏仁豆腐+リキュールのような香りである。とにかく甘いので、冬向きだろう。ここ3年くらい密かに好きなアイドル、モデルの村田実果子が使用しているので気になった。(敬称略)

Forbidden Affair -Anna Sui

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こちらも公式では廃盤。中学生の時に雑貨店で買って以来気に入っている。ゴスでガーリーな瓶とは裏腹に、フローラル&フルーティーでかなり甘いのに後味は爽やかですらある。

普段使いにできるのはLa fin du mondeだろうか?Etat libre d'orangeの香水をもっと試してみたい。日本国内ではNose shopしかとりあつかっていないのだろうか?あと二つは常用には甘すぎるかとも思うが、かなり気に入っている香りなので定期的に使いたい。今後はメンズ香水も試そうかと考えている。(試供品の、DiorのSauvageがかなり良かったので)

余談だが、昨年になってしまった2020年はドルチェ&ガッパーナのおかげで香水という曲がヒットした。潜在意識のうちにそのことが影響していたのかもしれないが、少なくとも記事を書いている間にはその曲は浮かばなかった。(書き終わった途端に存在を思い出したのだ)