Je t'aime comme la tombe.

フランス革命萌え語り。あとは映画と野球?ハムファンです。

2022-01-01から1年間の記事一覧

ベン・ハリスン『死せる花嫁への愛』ロマンティックとブラックコメディの間

本を読んでこんなに笑ったのは久しぶりかもしれない。 『死せる花嫁への愛―死体と暮らしたある医師の真実』|感想・レビュー - 読書メーター ベン ハリスン『死せる花嫁への愛―死体と暮らしたある医師の真実』の感想・レビュー一覧です。ネタバレを含む感想…

ロックンロール・ハイスクール(1979)-音楽の歓びとユートピア

※ネタバレ注意!!初めて見た時、人生最高の映画だと思った。再び見ても、やはり人生最高の映画だ。 Rock 'n' Roll High School (ロックンロール・ハイスクール) 監督:アラン・アーカッシュ製作総指揮:ロジャー・コーマン出演:P・J・ソールズ(リフ)デ…

怪傑ダントン(1921) - 神様あの子を奪わないで

後半の方は妄想になってしまいました。嫌な予感がする方は読まないでください。今回紹介するのはフランス革命を描いた1921年のサイレント映画、『怪傑ダントン』である。実はかなりフランス革命、特にこの裁判周りが好きなのだが、いったん熱が沈静化してい…

白い布-布の庭に遊ぶ 庄司達

白い布は心を落ち着かせる。シーツはいつも真っ白だし、白い服を来ていると心がまっさらになったように感じる。白い布を見ているうちに心身ともに包まれたような心持ちになり、傷ついてざらついた痛みを叫ぶ魂も癒やされた。布の庭にあそぶ 庄司達 @名古屋…

瓶の香水を買った話

ついに瓶で香水を買ってしまった。État libre d'OrangeのLa Fin du Mondeである。「キャラメルポップコーン」と形容されているのを度々目をするが、私の肌では香ばしさに加えスパイスが強く出てそこが気に入っている。最後に肌に残る甘い香りがたまらない。…